アルミニュームや薄い鉄板などの金属を加工する道具です。
中学時代からラジオやテレビの部品を使ってアンプや超再生ラジオを作り、アマチュア無線やTV放送を聞きました。
当時、穴あけにはハンドドリル、金属の接合はビスとナットでしたが、今は写真左上のリベット打ちを使います。
電動ドリルで指定の口径の穴をあけ、リベットの釘状の金属を工具で手前に引くことで、裏側にアルミのこぶが出来て、金属を接合する仕組みです。
表側から比較的きれいに接合できるのが特徴です。
自作PCの右隅や真ん中に見える小さく丸いのがリベットで、真ん中に小さい穴が見えます。これが釘部を抜いた跡です。
金属加工は他にドリルや鋸、やすりを使うかなりの力仕事になります。上手く金属を曲げるには、あらかじめ曲げたい部分の内側にタガネやのみでへこみを付けておくと狙ったところで曲がります。また、万力でしっかり押さえて角をキッチリ曲げるのもポイントです。


入院用のキャリア。仕事に使ったマクレガーのキャリーバックを改造しました。
バック部は日暮里で買った、ビニール素材を100均の透明糸を使いミシンで縫って仕上げました。
キャリー部はハンドルをアルミサッシで作った台に100均の棚用L金具で固定し、同じく100均の車を付けました。
主に大きめのビスとナットで接合し、ナットにプラスチックを溶かして固定し、振動でナットが緩まないようにしています。
台のコーナーにハンガーのプラスチックをホットガン(高熱が出るドライヤー)や半田ごてで加工し取り付けました。