アメリカアリゾナ州 フェニックス(素晴らしいゴルフ場が数多く有ることで有名です。PGAのゴルフ中継でもたびたび出てきます。
サンフランシスコから飛行機で2時間くらい、時差はありません。
夏は40度を超えるすごい暑さでゴルフ場、ホテルとも利用料は安くなります。
冬場はニューヨークなどの東海岸から、避寒を目的とするお金持ちが大挙して押し寄せるので、ホテル、ゴルフ場ともシーズン価格になり、グーンと3~4倍は高くなる。
プロ野球のキャンプ地として有名なタンパも広い意味でこの地域に属していることからもわかる通り、フロリダに比べると乾燥しているので、最も寒い季節に体を動かすには最適な場所と言えます。

夏はホテルもゴルフ場もすこぶる安くなるものの、なにしろ暑いので、真昼間の散策やゴルフは命がけになりかねない。
夏でも乾燥していて、日陰では涼しく感じるし肌はサラッとしているので、相当汗かいていても自分では感じません。意識して定期的に水分補給を心がけて熱射病で突然倒れることがないように。
でも、夜は気温が下がるので、はおるものがあった方が良いと思います。朝晩の時間帯を選べば、十分ゴルフを楽しむことが出来ます。サマータイム制度があり、夏冬1時間違うので夜は日本よりずっと遅くまで明るい感じです。
コースでは二人乗りカートを利用、売店で缶ビールと砕いた氷をアイスボックスに入れて積み込み、ボールの横までカートを寄せて、一打打っては冷えたビールをゴクリとやれるのは極楽。
但し暑さに、アルコールは大敵ですから量の管理に十二分気をつけないとほんとに極楽へ。

ブッシュにはサソリとガラガラヘビがいるから絶対ボールを取りに行かないようにと念を押されていたが、コントロール出来ればの話でなかなか思った通りには行きません。コースは元々荒れ地のところに、土を盛って毎日しっかり水やりをして手入れをしているところだけがフェアウェイやラフになっており、水が届かないところは、角張った石ころのだらけに荒れ地にサボテンや固い葉の雑草が生えています。

打ちこんでブッシュの影の岩に当たったボールは、真っ青な空に向かって高く舞い上がり、どこか遠くへ飛んでいってしまう。
ラフからちょと出ただけで、ボールも見えるしとブッシュに入ると、小さいサボテンや雑草には、靴下やシューズに付きやすい。いずれもとげが抜け難いようになっていて一度付くとなかなか取れないし、取ったつもりでも、先端の部分だけ残ってチクチクすることもあるので要注意。
これは動物が少ない荒れ地で種を広い範囲に移動させようとするための自然の知恵化なのでしょうか。

冬場のハイシーズンに、午後3時過ぎのスタートで、なんとか1ラウンド回れた経験がある。 ネットでコース案内を見たら、4時からトワイライト割引になっていたので、実際のスタートは4時を回っていたかもしれない。
リンク 最後のホールはコースのマーシャルが乗っていた3輪バギーのライトで球の方向を照らしてくれて、だれか打つ時に、他のメンバーがボールの後ろに並び、ショットごとにボールの打ち出だし方向を確認、今のは右ラフ、フェアウェイ左などと声をかけあい、見当付けた方向にまっすぐカートを走らせた。
チームでボールを探しながらの不思議な連帯感のあるプレーになった。テンガロンハットのマーシャルも我々の尋常ならぬ顔つきに、プレーをまっとうしたい決意、熱意、貧乏くささを感じ取ってホールアウトに協力してくれたのだろう。迷惑だったろうな、ありがとうございました。
このコースの他にも、グリーンの中にバッテンの形に育てた2本の木が生えているホールや、グリーン中にバンカーがあったり、様々な趣向のコースがあるので、長期滞在してチャレンジしても飽きる事はない。


どうしてもプレーしたいコースがある場合、一番近くのホテルに泊ればプレーできる確立が高いと思う。事前の確認やホテルにゴルフとのセットプランがあれば間違いがない。

フェニックスはスコッツデール、メサを含む大都市 大リーグ野球はダイヤモンドバックスの本拠地。 冬温かい避寒地であり、米国東部やカナダのビジネスマンにとってフロリダと並びリタイヤ後に暮らしたい場所として人気が高い。
近くには、世界最高気温を出したところ(地元で言ってるだけかもしれないが?)なので、夏は40度を超える昼間の暑さと夜の冷え込みによる大きな寒暖の差で砕けた石ころだらけの荒れ地である。
グランドキャ二オンを刻むコロラド川から、水路を設け??水を引いて、かっては綿花を栽培したようだ。

知り合いの老ご夫婦にかっては綿花の白い花、今は白髪におおわれる原とか言ったら、奥さんに嫌な顔されてしまった。 と言うのも、リタイヤ夫婦が老後を過ごす憧れ場所であり、これらを対象とする高級分譲住宅地も数多い。このご夫婦に連れられて、その一つを見学したことがある。
分譲地全体が塀でしっかり囲まれており、警備員のいる入り口すぐ横には、大型の消防車が駐車してある建物があり、セキュリティ、緊急時対応とも万全なようす。住宅街の中心部には大きな建物があり、食堂も完備していて、明るい採光の中で、食器を置く明るいオレンジ色のお盆が印象的でした。明るい広い食堂の中で、皆さんが白髪であり思わず、白髪の原と言ってしまった。 二人~四人用テーブルが多くほとんどは老夫婦と思われるカップルで静かに談笑しながら食事についているが、なかには一人で食事している人も少なくない。夫婦でつい??の住処と決めたが、伴侶に先立たれてしまったのかと思う。
そんな中で、女性は時間の過ごし方を心得ている様子だが、男性が一人で食事している姿は本当に寂しそうである。

塀に囲まれた人口的な街、暮らしやすいが変化の乏しい四季、塀の外は舗装された車道以外は荒れ地で1時間歩いても店もない。
ダウンタウンにダイヤモンドバックスの試合や映画を見に行くにも車が不可欠。
乗り出して、折角街へ行ってもペアで楽しむことを前提にしている娯楽や施設が大半なので、一人ではむしろ寂しさを募らせることかもしれない。
冬寒いからと遠方から、太陽がふんだんなこの地に夫婦で移動してきても、しょせんは見知らぬ土地で一人になると相当厳しいのかも知れない。
案内してくれた知り合いのご夫婦も、入居を検討していた様子で私をだしに見学したのかもしれないが、私の白髪の原の言葉で止めてしまったのかもしれない。
有名ホテルには飛行場からのシャトルバスが用意されているが、リゾートホテルは不便ところが多く、タクシーの常駐車は無いので、移動には時間とお金がかかるので、レンタカーを借りるのが普通です。
自然に溶け込ませたお金持ちのお宅

複数のゴルフ場をまわる、奥さんとスコッデールで買い物、ウエスタンスタイルのステーキハウスに行くにも車が必要です。
ダウンタウンで野球、バスケットボールの観戦がメインであれば、この地域にホテルを取るのも良いと思います。タクシーもひろい易い。
米国は国際免許をとっておけば問題ありません。国際免許は書き換えに行く免許センターに写真、パスポート、運転免許証を持っていけば3~4時間で取れると思います。
各地域の免許センターに確認してください。

米国ではレンタカーを利用するのが、普通なのか便利になっており、予約してあればカウンターに行き簡単な手続きで利用できます。
空港での直接申し込みは、相当時間がかかり、保険、車種オプションの交渉が判り難いと思いますのでネットで予約しておくのが安全でしょう。
空港のレンタカーの案内に従いカウンター(サンフランシスコは今はモノレールでカウンターも別の場所)で書類をもらい無料バスに乗って(フェニックス空港 敷地内の建物の地下)ひろい駐車場の自分が借りた会社の事務所の前で降りて、事務所でカギまたは書類をもらい、一人で車に行って荷物を積んで乗り出す。
良いレンタカー会社はクーラーがかけてあり、借りた時 返すのはほんとにスムースですが、ガソリンゲージの位置を控えておきます。
ちょっと郊外の道の横の大きなサボテンには穴がいくつも空いてます、車から銃をぶっぱなした痕だと思います。
綺麗な街を支えるには、様々な厳しい仕事についている人もいて、中には暑い中でも歩くしか移動方法が無い人もいますので、ゴルフやけの日本人とメキシコ系の人は良く似ていることもあり、夜道を歩くなどトラブルに巻き込まれそうなことは止めましょう。
速度標識もマイル表示でキロに直すには1.6倍、55マイルで88キロです、これ以上で飛ばしているので危険ということと、車検が無いので、何時整備したんだ?と気になるような、ものすごいボロ車が走っていることもあります。
普段ほとんど雨が降らない地域なので、たまの雨の後は、あちこちに追突事故現場みられます、老若男女すべてが移動には車を使うので、運転の下手な人がいること、車検が無くガソリンスタンドもほとんどセルフなので、つるつるタイヤの車が多いことも理由だと思います。
旅行者にとって、逃げられない災難もあるので注意が必要と言うことです。

内陸の砂漠気候で、夜は冷え込みます、またレストラン、ホテルも冷房が強いので、羽織れるものが必要です。
ガラガラヘビのフライは、どのステーキハウスでも定番メニューである、
小骨が多く、ハモのフライの風情です。 定番メニューにマウンテン・オイスターがありますがさてこれはなんでしょう?
答えは牛の睾丸のフライでした、旨いものではありません。 ステーキはおおきなグリルでガンガン焼くだけですが、4分の1に切ったライムを瓶につっこんだ、メキシコのコロナビールと組み合わせればバッチリです。
日本では水っぽく感じるバドワイザーもこれだけ厚いフェニックスではぐんぐん飲める飲料水のような感じになります。 メキシコ料理は
グリーンペッパーのすごいのに当たると、涙が止まらないほど、すごく辛いですが総じて旨いと思います。

どうして、こんな至福の時間が出来たかというと、ユーザーである電機会社の業務系の管理職の方と、同じく技術の方が、他の取引先のメーカーとある製品の技術、価格、納期の打ち合わせを実施することになり、代理店に務めていた私が随行しました。お二人は他の州のメーカー3社を回り、このメーカーとの打ち合わせが出張最後の日程でした。打ち合わせも、技術者間の確認のみ残し交渉は合意されました。 あとは細かい仕様の技術的な話を残すだけになったので、メーカーの日本人技術担当と技術担当を残して業務系のお客さんをお誘いした。
現地メーカーにお願いして近くのコースを予約してもらい、スタートは4時に近かったかもしれないが、何とか1ラウンドを回ることが出来た。もちろん仕事もばっちりでした。