1594年頃フォンテーヌブロー派の画家、ルーブル①

フォンテーヌブロー派の画家により1594年頃に描かれたと言われている。モナリザやミロのヴィーナスがいるルーブル美術館に居るのだから名画なんですが、、、、
正式名としては『ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像』 (Portrait presume de Gabrielle d'Estrees et de sa s?ur la duchesse de Villars) と言い『浴槽の2人の女』とも言われる。
右側のブロンドの女性のモデルは、フランス王であるアンリ4世の寵妃ガブリエル・デストレであると考えられており、つまんでいる指輪は王との結婚願望ではないか、乳首をつままれているのは懐妊を示しているのではとも云われている、左側の女性のモデルは、ガブリエルの妹であるビヤール公爵夫人、あるいはバラニー元帥夫人であると考えられている。
奥にいる侍女が繕っているのは産着だとも云われています。
浴室の寒さよけに、奥には暖炉が炊かれ、厚手のシルクのエンジのカーテンも用意され、バスタブに触れた時ヒヤリとする冷たさよけに薄布をかけています。

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