ローマ帝政期の西暦80年に、ウェスパシアヌス帝とティトゥス帝によって造られた円形闘技場。 ネロ帝の黄金宮殿(ドムス・アウレア)の庭園にあった人工池の跡地に建設されることとなった。この人工池の建設時に地表は10m近く掘り下げられて一部は岩盤に達していたので、基礎工事に役立ったという。
構造はローマン・コンクリート(火山灰を利用したコンクリート)で出来ている。鉄骨を用いないコンクリートにも関わらず幾多の地震の際も崩壊しなかったのは、全体が円筒形で力学的に安定していたからとか。

戦士や猛獣が息をひそめていた地下回廊

凄まじい声援が聞こえそうです。

弥生時代後期、古墳時代の200年前にこんな頑丈なものを作っていたんですが、、、

コンスタンティヌスの凱旋門.315年