イタリアは泥棒が多い?
ローマに着いて昼の自由時間にテルミニ駅に地下鉄チケット1日券を買いに行きました。翌日の二つのオプション(午前チヴィタ、午後バチカン)の間の移動時間が少ないので事前準備でした。
駅の構内から地下鉄の表示に向かっていると、15歳前後のカジュアルな格好の可愛い女の子数人のグループが歩いていました。その中のブロンドの女の子が、警備中の若い兵隊さんに中指を上げ、その指でゆっくりと投げキスします。これを見た時はさすがにびっくりしました。
さて、翌日チヴィタオプションツアーの日本人ガイドさんによると、
ジプシーの12~15歳の可愛い女の子数人のスリグループが地下鉄で活動している。
彼女たちは、ホームで目星をつけた獲物と一緒にドアが閉まる寸前に地下鉄車内に乗り込み、一人が足でドアを止める。数人で獲物を囲み盗む、獲物から盗み終わると全員地下鉄を降りる。
被害者は地下鉄車両に取り残され、地下鉄車両はホームを出ていく、スリグループはホームに残るが、犯罪行為はホームの監視カメラには映らないし、被害者は隣の駅まで何も出来ない。
若い女の子に囲まれてニヤニヤしてたら財布とカメラを獲られるかもしれません。
私が地下鉄券売機に新札5ユーロを入れるとそのままっ戻って来たので、私の次にいた老人に順番を譲りました。
その老人が、お札を入れても、切符が出来ないと騒ぐので、私は横にいた若いのに、教えてやってよと言いました。
その老人が二人で何やらしていた後、私は古い5ユーロ札を入れると何事もなく読み込み。2ユーロ硬貨を追加して地下鉄1日件を買えました。(1日券は最初に改札を通してからカウントされるので、前に用意しても問題ありません。)
今思うと、老人と都合よく出てきた若いのはペアの泥棒だった気がします。札を札を入れても出ないようにしておき、私が焦ったら、後ろから出てきてアドバイスしながら、騙し盗るつもりだったのか??
イタリアではコインが不足しているので、紙幣を入れても買えない事がよくあるそうですので、Tマークのある店で買ったほうが、安全確実かもしれません。また1日券はバスでも使えますし、乗り間違えても戻れるので安心です。
地下鉄補足
ガイドさんに教えてもらった乗り方は、行き先の終点の駅の頭文字を覚える。(例:行きはW,帰りはAなど)。
但し、ニューヨークのブルックリン⇔ブロンクスは同じBなのでX、全く反対に向かったことがあります、、、
泥棒
イタリアは数が多い
フランスやアメリカの一人旅の時と違ったのは、直接的な命の危険を感じなかった事でした。
ツアーのメンバーの泥棒被害は、ハイタッチのアクションに応えたところ、手をつかまれてミサンガを縛り付けられたカップル。同行の女性が何するのと大きな声を上げて、逃げてきた。で未遂。
ツアーに参加する旅行で、駅に出入りする機会が少なく、深夜や早朝一人歩きすることが無かったのが大きな理由ですが、家業・生業としてテクニックを尽くし、金をむしり取るプロは翌日も仕事を続けられるように泥棒に徹している気がします。
ミサンガ売り、撮影料をたかるローマ人の扮装グループ、しつこいお土産売り、話しかけに答えるとガイド料を請求する
黒人やジプシーなどがそこら中にいる気がします。
フランスは怖い
早朝から路地に数人固まって人が通るのをじっと見ている数人の黒人、ポケットに手を突っ込む子供3人組、エスカレータ下でチャンスをうかがう子供3人組
アメリカも相当怖い
レストランの駐車場に止めた高級車からオーディオ装置を取り外す黒人と目が合った、マックで真っすぐトイレに行き出てこないでっかい黒人、スターバックスに入ってきて砂糖を盗んで逃げていった白人の女、道で自分で倒れて・倒されたと騒ぐ老人
中国も怖い
歩いてる中国駐在員のポケットに平気で手を突っ込む、
どこも、甲乙つけるのは難しいところですが、平和な日本とは普通のレベルが違う感じがします。
旅行中はどこでも、大事なものはシークレットポケットに隠しましょう、、、
目を合わせない。日本語で話しかけられても反応しない。へらへらしない。地味な服装(イタリアではおしゃれしたいところですが、誰に見せるの?その着飾った姿に興味を示すのは泥棒だけ?)
もし、あなたがあなたのお子さんの今日食べるものもなければ、裕福で間抜けそうな外国人から施してもらってもバチは当たらないと思うのではないでしょうか?
泥棒たちは間抜けなお金持ちからの施しを受けとることを生業にしていて、私たちは心優しい慈善かカモなんです。
技を尽くして襲いかかる泥棒用に摂りやすいポケットに2〜3千円分の現金を入れておくのも良いかもしれません。成果なしに逆上した泥棒に、抵抗して怪我でもしたら折角の旅行全体が台無しです。淒技を見せてくれた匠への心付けと云うことで。
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