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イタリアは危ない、泥棒が沢山いるの声が多く、気ままな一人旅はやめてツーアーに参加しました。
学生向けツアーで手ごろなお値段が魅力、そのままでも見物先盛り沢山のところに、フリー時間にはオプションでのピサの斜塔のぼり、チヴィタ訪問とバチカン見学を付けました。
旅行の狙いはウフィツィとビッティの美術館でルネッサンスの至宝を見学することで、美術館を隅々まで歩き回り写真も沢山撮れました。
この合間を縫って、フィレンツエでは鐘楼に登り、ドォーモや猪を見物し、ローマでは、夕暮れのバチカンから夜のパンテオンを経てスペイン広場まで一人で散策しました。
なんとも体力の要る、全く貧乏根性丸出し旅行になりました。各訪問先に、もう1泊ずつ追加したかった。

チヴィタ訪問とバチカン見学はHISで申し込みましたが、実際は「みゅう」という(多分日系の)別会社のミニツアーでした。
「みゅう」はフランスでもジベルニー見学に個人で予約して利用しました。サイトから自分で申し込めば旅行会社経由より若干安いかもしれません。HIS資料には外部の会社に丸投げするオプショナルツアーですとは書いてないので仕方ありません。
ガイドはイタリアの難しい試験をパスした方なので知識は素晴らしく、チヴィタツアーのように素晴らしい日本人ガイドさんに当たればラッキーだと思います。
現地の方による日本語ガイドはちょっと聞きずらく、言ってる意味が判り難いことも有りました。
ツアーメンバー42名、添乗員さんは男性、私と男子学生一人が単独旅、1組の高齢夫婦、4人組女子大生1組、3組の男女学生ペア以外は女子学生の二人組みで、夫々のチームごとに淡々と旅行していて、すれ違った他の日本のおばさんツアーの超賑やかな、いかにも団体旅行に比べると静かなものでした。
オプションツアーも、チヴィタは一組、バチカンも数組でしたので、ローマとフィレンツェのフリー時間では皆さん買い物を中心に予定を組んだようです。日本で買うよりは安いのか、まだ日本未発売の商品なのかも判りませんが、買い物主体の旅行では、ちょっと勿体無い気がします。
ツアーの食事は、朝食は全部、昼は2食、夕は1食だけ付いていました。フル食事つきコースを予約した人や、食事つきグループについて行って、同じものを食べて別会計で支払った人もいたようです。
私は朝はホテルのバイキングでしっかり食べて、昼は遅めにしてレストランでがっちり食べて、夜はホテルで土地のワインとチーズと生ハムを楽しみました。
イタリアの19時は日本では夜中の3時、同じく朝の7時30分は日本では15時30分と時差が大きいので、短い日程の旅行では日本時間も意識して、食事の量や質(消化が良いか?)、食べる時間を調整しましょう。
高額で好い物は、体調のいいときに美味しく頂かないと損です。夜中の3時にこってりしたフルコース食べます?
ツアーの良い点
荷物をバスに置いておける。
大きい荷物は収納スペースに入れられるので、取り出巣事は出来ませんが、使いそうなものは、バッグに入れて座席に持ち込みます。現地では必要最小限の持ち物で、とりあえず使わないものはバスに残せます。
パリからカンペールに移動する途中でモンサンミシェルに寄ったので、上まで荷物を担いで登った苦行を考えると夢のような楽さ!
トイレタイムが計算されている。
4時間くらいのバス移動が何回か予定されていたので、トイレが心配でしたが2時間くらい走るとドライブインやお土産屋に寄って(賛否両論あるかもしれませんが)くれるので助かります。
一人旅の場合、列車で荷物を置いてトイレに行くのはとても不安です。
時間のロスが少ない。
公共の鉄道やバスを利用すると、ターミナルが判り難い、切符の買い方・使い方が難しい、乗る前にパンチしないと罰金を取られるなど、判りにくさ満載で十分時間の余裕がないと乗り逃がすこともあります。
行き先に大きな間違いはない
見物先は評判のいい所が選ばれているので、行って損がない。
ツアーの悪い点
行きたいところに居られる時間が少ない。
美術館、もう3箇所行きたいところがありましたので残念。
移動そのものが旅の醍醐味とすると、上に書いたツアーの便利さと引き換えに失ってしまう面があります。
~に、~を、見に、食べに、買いに行くことで、むしろ~しに連れて行かれるイメージがあります。