ホテルと列車、飛行機
フランス、パリ旧市街
小さなベットが二つ、エレベータ無しの5階の部屋、2階の受付まで必死に荷物を運んでチェックイン、受付のお姉さんが軽々と荷物を5階迄運んでくれて、嬉しくもビックリ。ユトリロの絵のような街並み、近くの小さな商店でアルコール12%なんだかハイを買って飲みました。部屋の壁、窓からの景色、夜は飲み屋の賑やかな声が5階迄。 私は独りで海外に行くときは、往復の飛行機とホテル、主な特急列車は予約しますので、旅というよりは旅行と言うべきかも知れません。これは、私の海外出張経験によるものだと思います。私は海外製半導体部品の専門商社に勤めていましたが、海外出張は品質、納期、価格問題が深刻なりメールでは埒が上がらず、お客からは矢のような催促で、早期解決を目指して止む無く出かけました。海外メーカーの本社や地方の工場にでかけて深刻度を訴えました。成果は大きくなくともお客にはここまで努力しましたと訴えることが重要でした。(お客自身が同行することも少なくありません)出張は目的があって出かけるので、目的達成のためにロスなく移動し、約束した時間に自力で訪問できる場所に宿を取りました。私の旅は、絵の原画そのものを見たい、描かれたモノや空気を見たいという目的・期待があります。予期しない名画や妙に気にかかる絵に出合うのは、名画だけを足早に見ていては難しい。美術館にのんびり3時間くらいかけられるツアーはありません。長い列の待ち時間、トイレ、食事時間込みでそのくらいが良いところ、なので「自分の旅」をします。
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