2020年から25年の間に黒字廃業する企業は60万件に上るそうです。
この間に中小企業の三分の二の245万社で経営者が70歳以上になるそうです。
私の家の近くでも、お菓子屋、中華料理、八百屋、魚屋、飲み屋が廃業し、駐車場になったり、荒れた外観になったりしています。生活形態が変わり、車の普及でハレの日は車で郊外のチェーン店に行くことが多く、コロナ禍もあり、ちょい飲み屋や町の食堂は痛い目にあいました。肉親が苦労してきた小さな店を引き継ぐのを子供たちが躊躇するのも当然と思います。

Amzonや楽天、食品デリバリーに頼めば気にったものが届くので、持ち家でやり続けるとしても利益を出すには工夫が必要だと思います。

何故廃業が多いのか?

1.廃業者が住み続ける。:自宅兼用が多く、設備や技術は10年以上はほったらかしになる。
2.子どもや親せきがいる:大勢の相続人の主張を叶えるには現金化するしかないので、更地やアパート、駐車場に。
3.権利金       :2の問題から、お店に優秀な社員や腕の良い職人がいても払いきれない。
4.儲からない

近所にあった和菓子屋さんは廃業数年で荒れ果ててしまいました。とんかつ屋さんは閉めたまま、 別の魚屋、スナックがあった建物は駐車場になりました。不動産屋は更地に。ケンタッキーは貸DVD屋にビデオ屋に、
何とも寂しい話です。