厚生労働省の資料では平成23年の、男の平均寿命は 79.44年 、女の平均寿命は 85.90年で前年と比較すると男は0.11年、女は0.40年短くなったようです。

では平成23年に60歳の方の平均の余命はどのくらいでしょう?

男が22.7年、女が 28.12年になっています。夫婦ならば、共に23年、奥さんは未亡人として5年プラス夫婦の年の差を暮らすことになります。

男性の皆さん、65歳で定年退職すると、残りはたったの18年弱です。
年1回海外旅行しても18回です、元気なうちにあちらこちら行きたいものです。

毎年の海外旅行にご夫婦で1回60万円とすると、18回では1080万円です。残った奥さんがまだまだ元気で、50万円で8回とすると、旅行費にざっと1500万円欲しいところです。

とは言っても、生活費を月25万円にしても、年金だけで賄える方はむしろ少ないのではないでしょうか?

厚生労働省が公表している「モデル世帯の年金額」によると、平均的な給与で40年間会社に勤めた夫と専業主婦の妻の場合、基礎年金はそれぞれ月額6.6万円、厚生年金が10.1万円、合計23.3万円です。

ただ、年金額は個人差が大きく、特に、厚生年金は勤務年数、勤務時の年収で大きく異なります。年金見込み額は、毎年の「ねんきん定期便」に記載されているので、よく確認します。実際の受給者の状況を見ると、基礎年金の平均額は月5.4万円。厚生年金受給者の平均額は基礎年金を含めて月15.7万円(本人分)です。

年金が生活費に足りないお金と、楽しみに使いたいお金合わせると上の例で25万円+5万円で30万円です。

足りない部分をアルバイトやパートで稼ぐ、退職金や貯金を運営して稼ぐ、持家を中古マンションに買い換えて、、、

それぞれが様々な方法で稼ぐ、その目的は「楽しむ」こと!