定年のころに考えなければいけなくなるのが、親の衰えのサポートです。それぞれの両親のどちらかが亡くなり一人暮らししている場合は心配になります。特に、病気がちだったり、ガス台を点けっ放しにしたりすることがあると、そのまま一人暮らしを続けさせるのは心配です。

ニュースで施設によっては、介護側の陰惨な暴力やいじめの報道を見ますと、自分の親を預けるのは心配になります。費用の問題もあって自分たちとの同居をすすめることも多いと思います。介護や同居については20年後には自分自身の問題になるわけですが、近所の友達、床屋/美容院、商店、立ち寄り場所から一人遠く離れ見知らぬ町で暮らすことが楽しいとも思えません。

会社人間で、地域の人との交流は無いと言う人は、問題ないかもしれませんが何十年も暮らした街で友達の出来ない方が新しいところで新しい仲間、友人を作るのは難しいかもしれません。自分はどんな暮らしで晩年を過ごしたいでしょうか?

老後の親と同居しているのは中程度の暮らしの世帯が多いそうです。低収入では親を迎える余裕がありませんし、高収入ならば本人あるいは家族が適当な施設を選んで入居しているようです。

親と同居始めたら、自身がリストラされ、親の年金をあてにしているでは親は益々不自由な生活になるばかりです。いずれは行く道ですが、自分で選べるお金はあったほうが良いようです。