両国の江戸東京博物館に浮世絵展を見に行きました。寒い平日でしたが作品は列に並ばないと正面に立てないほどの混雑でした。版画は小さい作品ですから、近くで見たいのが人情ですが、其々が顔をつけるほど近くで見ているので時間もかかります。
大好きな晴信の「雪中相合傘」が大英博物館から来てました。シカゴ、ベルリン、ホノルル、MOA,他国内の多くの美術館所蔵の清長、歌麿、写楽、北斎、広重、、、等沢山の素晴らしい作品が展示されています。
ゴッホが模写した広重の「亀戸梅屋舗」も高浜市から来てました。

常設展では歌川広重の東海道53次の保永堂版、4点のみ複製を展示という見逃せない企画も堪能しました。
宿場の案内や一部明治初期の写真も展示されていたり、平板な地形を絵画的にデフォルメしたという注釈もあって楽しめました。

紙は日の光や酸素に弱いので、版木が失われた、刷り上り浮世絵は退化するばかりです。浮世絵好きな人はこの機会を逃さないように、、、
様々なイベントもあるようですから、常設展ものぞかれては如何でしょう。1月2日3日は無料だったようです。