厳しい老後
東洋経済の記事、経済コラムニスト、オフィス・リベルタス代表 大江 英樹氏によると 総務省の「2016年家計調査報告」によれば、高齢夫婦無職世帯(高齢夫婦とは夫65歳以上、妻60歳以上をいいます)の家計収支は、収入の月平均額が21万2835円、支出の月平均額は26万7546円となっていて、毎月およそ5万4000円の赤字です。これは無職世帯ですから収入のほとんどは年金収入です。これに加えて旅行に行ったりすることも考慮してあと2万円ちょっとを毎月の支出に上乗せし、少し余裕を持たせていけばそれなりに充実した生活はできるでしょう。つまり年金収入以外に毎月8万円ぐらい働いて稼ぐことができれば生活に不安はないということになります。 高齢無職夫婦の平均的な収入21万3千円の内訳は、基礎年金夫婦で13万円、、厚生年金の収入連動分が8万3千円と考えられます。 一方、支出の平均値は26万8千円、毎月5万4千円の赤字を貯金の切り崩し、パートなどでやりくりしているようです。 筆者はゆとりを加え、29万4千円を目標に、月8万円を目標に働いてはどうかと説いています。確かに夫婦ならば無理のない目標だと思います。 月に8万円、年間100万円弱をStockの切り崩しや、運用ではなく労働の対価として稼ぐ。 面白い仕事を見つけたいものです。 上記とは別のコラムでは、貯金が無い人を上げていました。全体では23%75歳以上男性女性とも28%弱また男性全体で独り者で既婚(死別)で33%、既婚(離別)では47%超え 女性全体では独り者で既婚(死別)で29%、既婚(離別)では32%超え酒になってしまうのでしょうか<、、、、 また他のコラムでは年金支給額について 国民年金 単身者54,497円国民年金 夫婦108,994円厚生年金 単身者147,513円厚生年金(夫)+国民年金(妻)219,947円厚生年金 夫婦共稼ぎ267,702円~295,026円 夫婦世帯は毎月5万4千円の赤字 次に、高齢夫婦無職世帯を見てみましょう。収入は「212,835円」です。やはり、9割以上が「年金」です。支出の合計は「267,546円」です。 赤字は「54,711円」で、単身世帯よりも2万円ほど多くなっています。 60歳以上で単身の世帯は、収入が12万円で、3万6千円の赤字です。 60歳以上で夫婦の世帯は、収入が21万円で、6万4千円の赤字です。 一方、同じ60歳以上でも、働いている世帯は、収入が35万円で、3万7千円の黒字です。 つまり、『家計を黒字で維持していくためには、60歳を過ぎても働き続けることが有効な対策』なのです。
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