老後も働く
日本の65歳以上の老人が3640万人で人口の29%で2位のイタリアより6%高くダントツの1位だそうです。
このうち働ている方が25%の906万人で内訳は男性34%、女性18%だそうです。
65歳以上の男性の三分の一は働いているとすると、
70代前半まではほぼ全員働いていてハッピーリタイアメントは夢物語だったのか。
数字から見ると、団塊の世代以下は、ほぼ皆さんは働いている感じがします。
海外の事情
65歳以上で働く人の比率はアメリカ18%、イタリア5%、フランス3.5%、韓国34%。
ヨーロッパでは皆さん長い休暇を取って、夏のバカンスを楽しむのが有名なので納得できます。韓国では34%と65歳以上で働く人は日本より多いのは意外です。
高齢者はどうやって生活してるのでしょう、年金や健康保険のサポートが充実しているのでしょうか。
マーサー年金指数ランキング2020年から十分性を比較すると
アメリカ:58.9 イタリア:66.7 フランス78.7 日本:52.9 韓国:48
コロナでマスクをしない国指数を見るようで興味深い。個人の主張が強く、国民が大統領を直接決める国では企業よりも個人の暮らしに税金振り向ける傾向が強いと見える。
韓国では
大統領になるにも財閥のバックアップや協力が必要だからか?国防費がかさむのか
国民への還元率は低いようです。
優秀大学、企業に入るのは超難しいエリート社会
大企業に入っても40歳で部長になれなければ退社を求められる超選抜社会。企業年金の恩恵を受けられる人は、受ける必要がないくらい報酬を受けていた人にだけ?
子供世代も親を養う余裕は無いでしょうから、大多数は働かざるを得ない、、、
日本より先行して問題が浮かび上がっています。日本でも職業別契約、非正規社員契約が増えることでますます長い間働く必要がありそうです。
国によってこれほどの差がある理由憶測
上記の年金の仕組みの違いから、働かざるを得ない。
日本、韓国では個人でやってる小さな商店、飲み屋、伝統工芸、工場の個人事業主が多い。
日本、韓国ではあまり難民を受け入れていないので、3K仕事に老人を安く使っている。
コロナ対応で自分の権利意識が高く、マスク率の低い国の人は働かない。
大家族世帯が少ない、親の面倒を見ない・見れない
住宅、教育、カードのローン返済が残っている。
アメリカで65歳以上で働く人が少ないのは、
アメリカが最強だった時代に生まれ、良い時代を過ごせた世代は現金以外の投資資産を持っていて、配当収入やキャピタルゲインから不労所得を得られる。
資本主義のメッカ、強欲の国アメリカではお金について教えられ、投資も普通に皆がやっている。
ただし、今の働き手=現役世代の収入では、親の世代の資産を持つことは出来ない。但し、親が築いた資産を相続できるので、生まれつきの金持ちも少なくない。
普通の家に生まれ、相続もない人は投資する余裕は無いので、金融資産も多くは持てないので、65歳以上でも働く人が日本や韓国のように増えていくと思います。
コロナの影響と壮年者のドラッグ死、自殺の増加によって
2020年のアメリカ人の平均寿命は77.3歳白人の平均寿命は1.2歳短縮(19年比)
ヒスパニック系の平均寿命は3.0歳短縮(19年比)
黒人の平均寿命は2.9歳短縮(19年比)
健康保険の仕組みによって、前の世代から貧乏だった人には十分な治療は受けられませんので、代々の弱者にはコロナの影響を受けている。
親よりも豊かな生活を望めない壮年の白人の
過剰薬物接収死や自殺者が多い、トランプ前大統領の力強い言葉にすがる気持ちは強くなる一方でしょう。
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