ロザリオ礼拝堂
旅の目的のひとつ、マチスがデザインした礼拝堂を訊ねることでした。
ニース街歩き後半も綴ります。
Vence行き94、400のバス停を見つけるのに相当苦労したものの、シャガール美術館で買った乗車券が(どこで買っても)1回乗り換え可能なので絶対お得。刻印しないと検察があったときには罰金が取られるそうです。

ニースからVenceまで1時間以上ですが1.5ユーロ均一料金はありがたい。途中空港横を通りますが、敷地内には入りません、昨日空港内のバス停で待たなくて良かった。


ニースから1時間ちょっとのバスの旅。

途中、高校生の通学者も乗り降り、賑やかでした。

バス終点から教会までは10分くらい、背の低い建物で小さくてお洒落なたたずまい。
マチスがデザインしたステンドグラス、壁画がある礼拝堂。晩年をニースで過ごし、切り絵の作品も熱心に制作していたマチスの美の集大成とも言えるのではないでしょうか。



ここも有料で撮影禁止。入り口から階段を下りるので、教会内はかなりの高さがあります。
祭壇に向かって左のステンドグラスからの光が中を鮮やかに照らします。
中央に小さなキリストの十字架増。右には大きな法衣をまとった像のシンプルな絵、信者席横はマリアに抱かれるキリストのやはりシンプルなおおきな絵があります。絵葉書で


出口への通路には様々なキリストのクロッキー下絵があり、マチスが構成に苦労した様子が伺えます。十字架に貼り付けにする場面はかなりあります。
庭側は遠く海や旧市街を臨み、道路からの段差を利用した案外大きな建物だということが判ります。



バス停に戻ると、400番のバスが止まっています。94番は時間が過ぎてもこないのでこちらに乗って帰ることにします。
途中山の上に旧市街がある村を通りました。ここも人気スポットの様です。


帰りも空港には停まりませんでした。ニース市内に戻る。

一旦ホテルに戻りフロントのお兄さんにブイヤーベースを食べたいけどと聞いたら、あれはマルセイユのもので、ここではサカだよとのこと。旧市街でなければダメと言われ、路面電車で、また旧市街へ。
店を選んでまずビール、サカ自体は旨いもんじゃなかった。大皿を頼むと他に六種類の料理がのっている。真ん中の三角のがサカ。

その内のナイフの下、魚のミンチを魚の身で包んで焼いたのが旨かった。500mlのデカンタを頼んだときは「ダイジョブ?」て顔されたけど、大き目を頼んだ。

魚のミンチを魚の身で包んで焼いたのを店のおじさんにすごくほめたら、大きいデカンタのおかげかもしれないが、大ぶりの単品オーダーの一皿をおごってくれた。

この店、旧市街を歩いて選んだが、結果路面電車の道に近かかった

ホテルの帰るとベッドの上で寝てしまいました。隣の部屋のシャワーの音で目が覚める。
大忙しで用をたして、シャーワーをあびる。荷造りも終わって隣のシャワーの音が聞こえなくなったのは夜中の2時、隣は母娘のようだがどうゆう生活なんだろう?
ホテルを駅のそばにしておいて正解。朝は暗く、駅のすぐ近くまで行かないと人通りが無い、路地に数人の黒人が固まって座っているのでガラガラと派手な音がするキャリーバックで良かった。TGVはニース駅を無事出発。